動画や音楽を再生するには、データをすべてダウンロードする必要があると思いますよね。1時間のテレビを観るために、ダウンロードに30分以上かかるとしたら、視聴する気は起きませんね。
いま主流になっている「ストリーミング」は、データをダウンロードしながら再生ができる技術です。しかも、ストリーミングで配信されるデータは、一般的に端末に保存されないため、スマートフォンなどの容量が少ない機器で楽しむときはありがたい仕組みです。
そんなストリーミングを使ったサービスが、ますます増えています。
これらを利用すれば、24時間いつでも音楽が楽しめたり、見逃したテレビ番組も期間内であれば、お金をかけずにいつでも見直すことができるのです。
具体的にどんな映像や音楽の配信サービスがあるのか、ご紹介します。
世界的に注目の音楽配信サービス「Spotify(スポティファイ)」
「Spotify(スポティファイ)」 は、世界最大級の音楽配信サービスです。2008年にスタートし、利用者数は世界で1億人を超える大ヒットのサービスです。日本の上陸は2016年9月からと最近で、サービスが開始した際は注目されました。
無料と有料プラン(無料版では広告が入り、聴ける楽曲数や音質制限がある)があり、ユーザーは4,000万曲以上を聴くことできます。Spotifyは「海賊版撲滅」を掲げており、アーティストにはロイヤリティを支払っているので、安心して聴けるのも魅力。Spotifyの特徴は、豊富なプレイリストと過去に聴いた音楽を元に新しい楽曲をお勧めしてくれる機能がある点でしょう。
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日本のラジオが高音質で聴ける「Radiko」
「Radiko(ラジコ)」はインターネット上で聴けるラジオ放送サービスです。放送されているコンテンツはラジオと全く同じです。
パソコン、スマートフォンがあれば、いつでも好きなときにラジオを聴くことができます。基本的には住んでいる地域の放送しか聴けませんが、月額350円(税別)のプレミアム会員になれば、日本中のラジオをチェックすることができます。これは、ラジオではできないうれしいサービスです!
そして最近Radikoに新しい機能が追加されました。それは「タイムフリー」サービス。
Radikoは一般的なラジオと一緒で、生放送で音声が流れていますが、この機能を利用すれば、過去1週間以内に放送された番組を後から聴くことができます。深夜に流れているあの人気番組を、お昼に楽しむこともでき、ますますラジオの楽しみが広がります。
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いつでもどこでもドラマやバラエティが視聴可能「TVer」
「TVer(ティーバー)」は日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビが共同で立ち上げた、テレビ番組の配信サービスです。番組放映後から1週間程公開されています。放映中に広告が入りますが、ユーザー登録などせずに、無料で視聴することができます。
TVerの魅力はそのコンテンツの数とクオリティです。パソコンはもちろん、スマートフォン用の専用アプリも出ているので、通勤や通学、コタツやトイレの中でもドラマやバラエティを楽しむことができます。
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世界で愛されている動画配信サービス「YouTube」
さて、最後に紹介するのは「YouTube」。もはや説明不要のサービスですが、最近ではYouTuberがアップするオリジナル動画も多数あり、YouTubeでしか見られないコンテンツも増えています。
コンテンツの数とそれらを検索する能力はピカイチ。無料で動画や音楽を楽しみたいなら外せないサービスですね。
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配信サービスで気になるパケット代を節約
動画や音楽の配信サービスを、スマートフォンで利用する際に注意しないといけないのは、パケット代です。特に格安SIMで少ないデータ通信量のプランを使っているユーザーであれば、すぐに上限まで達してしまいます。
Wi-Fiを使う環境があれば、そちらを使えば良いのですが、そうでない人はなかなか気軽に楽しめません。
コース変更やオプションで使えるパケット容量を増やすのも手ですが、もしBIGLOBEモバイルのユーザーであれば「エンタメフリー・オプション」をチェックしてみましょう。